「朝起きてすぐに膝が痛くなる」場合はかなり膝痛(変形性膝関節症)が深刻なレベルにある

多くの場合は「夕方」になると膝が痛み出す

多くの場合は寝ている間に脚の疲労が抜け歪みが多少改善されるため朝は膝の調子が良くなります。これが初期の膝痛障害です。朝は調子が良いが昼間や夕方になってくると次第に痛みが出てきます。ですがこの状態を長く続けていきますと膝痛が慢性化、深刻化し朝起きて直ぐに膝が痛い状態になります。ここまでくるとかなり辛い状態、歩く度に一日中膝をかばうことになります。

「朝」起きてすぐに膝が痛むようならば専門家の力を借りなくてはならない

朝起きて膝が痛む状態は歪みがかなり進行していますから安静にすれば解消するということは先ずありません。長年の脚の使い方、歩き方、立ち方の蓄積疲労が溜まり筋緊張、筋力減退、脚の歪みと三重苦の状態に。自分の力でこれを完治するのは難しい状態です。専門家のアドバイスは必要です。

 

周囲に頼れる専門家がいない場合は先ずはお尻、股関節周辺の筋肉を弛めてみる

この膝痛解消100理論でも何度もお伝えしていますが周囲にもしも頼れる専門家がいないようでしたら、自身でお尻周辺の筋肉を解してみてください、テニスボールや、ゴルフボール何でも構いません、、もしくはうつ伏せの状態でベッドから脚を投げ出してお腹を伸ばすことをお勧めします。膝の痛みが多少改善されるはずです。

まとめ

変形性膝関節症は関節内のクッションである関節軟骨の磨耗が引き起こす病気です。関節軟骨が磨耗することで磨耗粉が発生しその磨耗粉によって痛み物質サイトカインが発生します。膝関節は立っている間身体の全体重が乗るので非常に負荷を抱えます。この負荷がかかっていることで関節軟骨は磨耗するわけです。ところが寝ている間はこの負荷はないので磨耗は起こらず痛みも発生しないということになります。ですので朝起きて直ぐに変形性膝関節症の痛みが出るということは痛み物質の発生量が非常に多く症状の進行が進んでいることになります。当院では変形性膝関節症を引き起こす主原因を筋肉の異常と考えこの異常を施術で解消していきます、異常を施術で解消し続けますと膝関節の形状も正常に戻り痛みも引いていきます。

サイトカイン(cytokine) は、細胞から分泌される低分子のタンパク質で生理活性物質の総称。生理活性蛋白質とも呼ばれ、細胞間相互作用に関与し周囲の細胞に影響を与える。放出する細胞によって作用は変わるが、詳細な働きは解明途上である。

最後に

日本を除く世界の先進国では変形性膝関節症を始めとする膝痛を運動療法で改善します。運動療法とは筋肉の動きを正しくすることで治す方法です。膝関節周り股関節周辺、全ての筋肉の動きを取り戻すことで膝関節の歪み、変形を解消し痛みを解消していきます。これが世界の常識です。日本で変形性膝関節症と診断されてしまった場合は自分の力でこれを治さなくてはなりません、病院頼み、医師頼みでは逆に治療が遅れていまします。しっかりと知識をつけて正しい治療を研究してください。