「膝痛(変形性膝関節症)と筋膜リリース」について

「筋膜リリース」で筋膜の癒着を剥がし膝痛を解消する

膝痛(変形性膝関節症)を持つ方は筋膜が癒着しているケースが多々あります。膝周辺の筋膜だけでなく脚全体の筋膜の癒着を剥がしていくことでそれが膝の動きに連動し膝痛を解消することになります。特に太腿外側、前面の筋膜の癒着は激しくここを解消することで圧倒的な効果を上げることが出来ます。

  筋膜の癒着と膝痛の関係
筋膜が癒着することで筋肉の動きが制限され筋肉が衰える
筋膜が癒着することで可動域が減り動きが小さくなり筋力が衰える
動けば動くほどにより筋膜が癒着し始め筋力が衰えていく
身体全体の筋力が減り膝関節を支持できなくなり膝痛になる

 

「筋膜の癒着」は筋肉の動きを制限し歪みを作り出す

筋膜の癒着はそのまま筋肉の制限をします。本来の動きに制限が加わることで筋力は落ちます。また決まった筋肉のみを使うことになるのでその個所に疲労が溜まり固くなります。こうして脚は歪んでいき最終的に膝に痛みや炎症を引き起こすのです。

全ての「筋膜の癒着」をそぎ落とし膝痛の完治を促す

筋膜リリースを施術で行っていきますと最初は痛みを伴います、ですが筋膜リリースが進み筋膜の癒着が剥がれ落ちていきますと痛みがなくなっていきます。全ての筋膜の癒着をそぎ落としていきますと最終的に膝の痛みも解消されます。筋膜剥がしの最中にも膝の痛みは緩和されていくのでそれが正しいプロセスの証拠になります。

まとめ

当院では変形性膝関節症の解決方法を「揉む、叩く、捻る」の3種類の刺激で完成させていきます。筋膜リリースは「揉む」を進化させたものです。全員に筋膜リリースをするわけではありません。叩くや捻るが効果的な方も多いからです。筋肉が分厚く、固まっている方は筋膜リリースを多用します。ここでもう一度変形性膝関節症の原理についてお伝えします。変形性膝関節症は文字通り膝関節が変形して炎症を起こした症状です。膝関節が変形する?!膝関節は何もメンテナンスしなければ全員が変形していきます。この変形と筋力不足が相まって症状が出現します。重要なことはこの変形を作り出した筋肉の異常を解消することです、その解決方法の一つが筋膜リリースです。

最後に

{「膝痛(変形性膝関節症)と筋膜リリース」について}というテーマで今回はブログを製作しました。膝痛と筋膜リリース何が関係があるのか?多くの方は疑問に思うかもしれませんが世界では膝痛を筋肉の状態を変えて治すのは常識です。膝痛、変形性膝関節症は筋肉の問題といっても過言ではありません。ですから膝痛を筋膜リリースで解消するのは世界では当然、常識なのです。