「膝痛(変形性膝関節症)を解消すると腰痛になる?!」嘘のような本当の話

嘘のようだが「膝痛」を治すと「腰痛」になるという事実はある

これは長い施術経験でも稀なケースではありますが膝痛を解消すると腰痛になり、その腰痛を解消すると足首痛になる、その足首痛を解消すると再び膝痛になるということがあります。最終的にはこれら症状はすべて解消しますが最初のうちはイタチごっこのように症状が飛び火します。この原因は正直はっきりとは解明できていませんが恐らく疲労物資や乳酸、汚れた血液が組織から流れ出て他の部位で炎症を起こしていると考えます。

腰痛の特徴 膝痛の特徴
外側重心 外側重心
前重心 前重心
腰を中心とした筋肉の硬直 膝を中心とした筋肉の硬直
体幹の欠如 体幹の欠如

掃除であると考えれば「汚れ」が他の部位に流れていくのは当然のこと

施術を掃除と考えれば簡単に答えがでます。ある個所が汚れていてそこの部分を掃除しますと他の部位に汚れが流れ出て他の個所に溜まります。この汚れは体内で言えば疲労物質、乳酸、汚れた血液、汚れたリンパなどです。施術ではこれら汚れは粉砕されていきますから血液中に流れ出て他の部位に流れ出ていくのは説明がつきます。こうして膝痛が腰痛に、腰痛が足首痛に、、と流れていきます。

症状が点火する度に症状は「緩和」されていくことからも改善に向かっている

症状が点火する度に症状は緩和されていきますから改善に向かっているは確かです。このようなケースは100人中3人ぐらいではありますが腰痛になってさらに症状が悪化したということはありません。ですから症状が点火した時点でそれほど心配することはありません。重心で考えても外側重心を内側重心にシフトすることで膝痛を改善するわけですが外側重心は膝痛だけでなく腰痛、足首痛、猫背、肩こり全てを作り出しますからどの症状になってもおかしくはなく、膝痛を解消しても他の症状になる可能性は十分あるのです。

まとめ

変形性膝関節症が身体の歪みから引き起こされていることが理解できますと脚だけが歪んでいることはないことも同時に理解できます。脚が歪めば腰も歪み、背中も歪みます。つまり全身が同時進行で歪んでいくのです。その最初の症状が膝であれば膝が治っていくときに腰に問題が起こるのは当然です。どちらが先に痛みを発するかだけであってそれが膝であっただけの可能性が高いからです。ですから膝痛を解消したのに腰痛になってしまったと悲観する必要はありません。膝痛も、腰痛も、肩こりも身体の歪みが原因であるならばそれぞれ解消していけばいいのです。当院では膝痛にフォーカスせず先ずは身体の歪み、特に脚の歪み解消を徹底します。すると不思議なことに膝関節の痛みが軽減します。脚の歪みによって圧迫された膝関節の関節軟骨が解放されるのです。歪みをとることで膝痛が解消することが分かればあとはそれを継続するだけ、身体の歪みが徐々に無くなうように筋肉の異常、筋膜の異常を施術で解消していきます。

最後に

{「膝痛(変形性膝関節症)を解消すると腰痛になる?!」嘘のような本当の話}というテーマで今回はブログを製作しました。膝痛と腰痛を結びつけるテーマはズバリ筋肉です。筋肉の硬直、癒着、緊張、ゆがみがそれぞれの症状を作り出します。ですから兄弟関係になっているといっても過言ではありません。ゆえに膝痛を治すと腰痛になる?というような不思議な現象が起きる可能性があるということです。重要なことは筋肉が強く関係しているということです。