スキニーなどの「スリムパンツ」がなぜ膝に負担をかけるのか?

「スリムパンツ」を履くと体幹を使いにくくなる

スキニーなどのスリムなパンツは膝痛 (変形性膝関節症 )を持つ方にはお勧めできません。なぜならばタイトなパンツを履くと可動域が少なくなるため結果体幹を上手く使えなくなるからです。体幹を上手く使えない場合、脚だけで歩くことになる結果脚は太くまた過度な緊張を引き起こします。それによって脚は歪み膝に痛みを引き起こすのです。

「スキニー」は脚の筋肉も落ちる

スキニーパンツを常用しますと脚の筋肉を上手く使えないため筋肉も落ちやすくなります、結果膝関節を支える筋肉すらも落ちて膝が痛むというリスクを持ちます。膝関節が今痛まないとすればそれは壊れないように筋肉で支えられているからです。この筋肉が落ちれば必然的に膝関節は圧迫され磨耗し痛みが生じます。

膝が痛いときだけは「スリムパンツ」は避ける

ゆえに膝が痛い時に限ってはスリムパンツはお勧めできません。膝痛 (変形性膝関節症 )が解消したらまたスリムパンツを履いてみてください。体幹をしっかり使えるようにするには脚が上がりやすいパンツが一番です。お腹から脚を上げるときに体幹はしっかりと使えます。体幹を使って歩けばその分脚の負担は軽減され膝の痛みは軽減します。

まとめ

変形性膝関節症は筋肉の異常が引き起こします。膝関節の症状ですがその症状を引き起こしているのは筋肉です。ですから筋肉が正常に動くようなパンツがベストということになります、ですがスキニーのように身体にジャストフィットするようなパンツを常用すると次第に身体の動き、脚の動きが制限され筋肉が衰えやすくなります。筋肉が衰えるのも筋肉の異常の一つでありそれも変形性膝関節症を長期化する原因になるのです。先ずは体を動かしやすいパンツやスカートに切り替えることが重要です。当院では筋肉の異常解消として施術を行います、膝関節の変形は筋肉に原因があると考えるので筋肉が正常になるまで、膝関節が正常な形になるまで施術を継続していきます。筋肉、膝関節が正常になるに従い膝関節の痛みは軽減していきます。

最後に

「スキニーなどのスリムパンツがなぜ膝に負担をかけるのか?」ということで今回はブログを製作しました。世界の常識では変形性膝関節症は運動療法、筋肉を正しく動かす鍛えることで治します。これが膝関節症の治し方です。スキニーパンツは身体の動きを徹底的に制限してしまうため膝関節だけでなく筋肉が上手く動かせなくなるため膝痛の方にとっては避けたいパンツです。出来る限り動きやすいパンツで膝に負担をかけることなく筋肉を活性化もしくはリセットすれば膝痛は軽減していきます。