膝蓋骨や大腿骨、関節液は腎、筋肉は肝と脾、血液は心が関係する

膝関節を構成する組織全て五行が関係する

関節を構成する要素において五行が関係しない関節は存在しません。陰陽五行が東洋医学の基本になりますが膝関節はこの陰陽五行全てが関係します。つまり全ての臓器が関係すると言っても過言ではありません。これが東洋医学の考え方です、膝関節がどう壊れているかでどの臓器が弱っているか、どの機能が弱って膝に影響を与えているかを判断します。

陰陽説 五行説
エネルギーを陰陽で二分する エネルギーの変化を五段階にする
補完関係 役割の分担

膝痛で筋肉がブヨブヨしている

膝が痛く、かつ足の筋肉がブヨブヨして力が入っていない、、このような方は東洋医学の土性、脾、胃がおかしくなっていると考えます。施術時に筋肉がブヨブヨして力がない場合胃などの消化力が落ちていて食べた物が肉になっていない。結果的に膝に問題が生じているのではと考えます。少食なのに太りすぎて膝が痛くなっている場合は東洋医学の肺が機能していない、つまり脂肪を燃やす力が無くなっていると考えます。足が冷え切って循環がない、、このような場合は東洋医学の腎の狂いを考えます。

気血水の流れを改善しながら五行を細かく見ていく

当院では全体的には股関節周辺の筋肉の癒着を改善することで気血水の流れを改善し膝痛を改善していきますが、同時進行で五行の狂いでも体を観察します。体の形状から気血水の詰まりポイントを判断しながら、症状の詳細で五行のアンバランスを改善していきます。

まとめ

「膝蓋骨や大腿骨、関節液は腎、筋肉は肝と脾、血液は心が関係する」というテーマで今回ブログを制作しました。今回のブログのテーマはいかに人間の体は緻密で繊細であるかです。膝の痛みといっても実は体全体といかに関係があるかを説明しました、これを知ることで膝の痛みは複雑だから諦めた方がいいということを言いたいのではありません。そうではなくあらゆる角度から膝痛は改善できる可能性があるということを説明したいのです。当院では膝の痛み、膝関節の摩耗をあらゆる角度から考察して解消していきます。