膝痛整体院が提唱する「手術をしないための変形性膝関節症10の知識」

1.「痛い=病院」と安易に考えてはいけない

病院信仰の弊害が多く残っているのが高齢者です。身体に何か異変があったら病院に直ぐに行かなくてはならない、身体の不調は病院の先生にしか治せない、、、このような考え方が膝の痛みは即病院へという安易な考え方を作りますの。病院は決して悪くはありません、来てくれた患者様の対し病院として誠心誠意対応するだけ、これは決して悪いことではありません。ですがスポーツ選手が身体が上手く使えないからといって病院の先生に相談しないように身体の異変は基本的には自分で解決するという考え方が非常に重要です。調子が悪いからすぐに痛み止めをでは膝は益々悪くなります、そのようにその場しのぎをしている途中にも膝は確実に悪くなっていくのです。

 


「膝痛(変形性膝関節症)=病院」という安易な考え方が問題を深刻化する

2.「腰痛や膝痛が治らない」という常識の嘘

腰痛も膝痛も正しい改善方法で向き合えば全く恐ろしいものではありません。むしろ正しく向き合えばその日のうちに大きく変化が起きます。これは大袈裟に言っているわけでは全くありません。一度腰痛や膝痛になってしまったら半年ぐらいは病院に通わなくては、、、という間違った覚悟を先ずは捨てなくてはなりません。正しい改善方法、正しい施術を行えば数分で改善に向かいます。


「腰痛や膝痛が治らない」という情報が出回るのはそれだけ間違った改善方法が流布している証拠

3.「違和感」が次第に「痛み」に変わる

膝の痛み(変形性膝関節症)は最初から痛みとしてスタートするわけではありません。膝の痛みは当初は違和感からスタートします。なんとなく歩くときにコキコキする、変な音がする、しばらく座っていたら痛みがでる、朝起きるときに脚の裏が痛いなどなど、、、、最初は膝の痛みではなく違和感です。人間の身体はすぐには痛みとして異常を発信するのではなく違和感として身体にメッセージを送るのです。この時点で気付けば痛みに移行しません。


膝は「違和感」から始まり次第に「痛み」に変わる

4.「都市部」の膝痛と、「地方」の膝痛の違い

ヒールで通勤する女性が多いのが東京ですが実はこれは世界的には珍しいことです、東京ほど道路の舗装が徹底されている都市は珍しくそのため女性がヒールで通勤することができてしまいます。男性も勿論革靴で通勤していますしそれが常識になっています。働く女性も男性も一日中革靴、ヒールなど脚にとって負担のかかるアイテムで過ごしています。

地方に住む方は都市部の方に比べ全く歩きません。全ての行動が車ですからとにかく歩かないのです。結果脆弱な脚になり膝痛を引き起こします。筋緊張が過度になり膝痛になる都会人とは異なり全く脚の筋肉を使わないからこそ脚に内側の筋肉が脆弱化しそれを補うように外側の筋肉が筋緊張を起こし歪みを併発し膝痛を引き起こします。


東京などの「都市部」に住む方の膝痛(変形性膝関節症)と、「地方」に住む方の膝痛には違いがある

5.「膝の痛み」と「脚の歪み」の関係

膝に痛みを覚えたら下半身は歪んでいると断言してもいいぐらいです。そしてその痛みの強さはほぼほぼ下半身の歪みと比例すると考えて問題ありません。膝に痛みを感じたら下半身は歪んでいる、しかも痛みの分だけ歪んでいるということです。


身体の歪みを改善してそれでも残る膝痛は「膝関節周辺部位」で直接取り除く

6.膝の構造は大変繊細にできている、ゆえに壊れると長引く可能性が

建物で考えますと膝は大黒柱と大黒柱をつなぎ合わせている関節ということになります。大黒柱を縦に繋ぎ合わせているのが膝関節というものであり大変緻密に構成されています。全体重が乗っている状態でなおかつ縦に柱を繋ぎ合わせているわけですから非常に壊れやすくもあります。


膝の構造は大変繊細にできている、ゆえに壊れると長引く可能性が

7.変形性膝関節症が「長期化」する根本的理由とは?

なぜ膝の痛みは長期化するのか?手術をするとこまで悪化してしまうのか?これは私が最初に感じた素直な感想です。結論から申せば人間は直立した時点で膝を酷使すれば膝が痛むようになりました。筋肉は使えば硬直します。筋肉は使えば固くなり収縮します。そして使わなければ筋肉はやせ細り小さくなります。一方の筋肉を過度に使い一方の筋肉を過度に使わなければ収縮と弛緩が脚に発生しそして脚は歪んでいきます。この歪みが結果的に膝に炎症を起こします。


膝の痛み(変形性膝関節症)が「長期化」する根本的理由とは?

8.「関節が潰れる前に変形性膝関節症になってくれている」という考え方

痛みの全ては組織を潰さないための警告です。痛み、痛覚があるから組織が壊れる前に人間は何かしらの対処をします。ここで痛み止めなどの薬で対処しようとしますと組織を潰し炎症、機能不全を長引かせる結果になります。ですから痛みは人間にとって重要な役割を果たしてくれているのです。


「関節が潰れる前に膝痛(変形性膝関節症)になってくれている」という考え方

9.「組織の破壊が起きてしまった膝痛(変形性膝関節症)」に限り痛みの解消は時間がかかる

膝痛、腰痛どちらも当てはまりますが組織の破壊が起きてしまった症状の修復には時間がかかります。局所療法、対処療法は改善の道のりを逆に時間がかかるものにしてしまいます。なぜか?それは多少の改善が逆に組織の負担を強め組織破壊の時間を長くしてしまうからです。ですがしっかりと身体のバランスから変えて膝痛を根本的に改善していけば膝の負担は軽減された状態のままなので組織の修復時間を待てます。多くの場合は組織修復の時間を待てない状態なので、療法を重ねれば重ねるほどに症状が悪化するという悪循環に陥ります。


「組織の破壊が起きてしまった膝痛(変形性膝関節症)」に限り痛みの解消は時間がかかる

10.「朝起きてすぐに膝が痛くなる」場合はかなり深刻なレベルにある

多くの場合は寝ている間に脚の疲労が抜け歪みが多少改善されるため朝は膝の調子が良くなります。これが初期の膝痛障害です。朝は調子が良いが昼間や夕方になってくると次第に痛みが出てきます。ですがこの状態を長く続けていきますと膝痛が慢性化、深刻化し朝起きて直ぐに膝が痛い状態になります。ここまでくるとかなり辛い状態、歩く度に一日中膝をかばうことになります。


「朝起きてすぐに膝が痛くなる」場合はかなり膝痛(変形性膝関節症)が深刻なレベルにある

まとめ

変形性膝関節症は正しい知識をつければ9割は完治すると断言できます。なぜか?変形性膝関節症の主の原因を多くの方は膝関節にあると勘違いしているからです。この大きな勘違いで病院廻りをします、誰か私の膝を治せる先生がいないだろうか?と。ですが膝関節は被害者でありここを詳しく検査しても意味はないのです。主の原因は他にあるからです、私は変形性膝関節症の主原因を筋肉の異常であると考えます。ですから筋肉の異常を改善すれば変形性膝関節症も改善すると。当院では筋肉の異常を取り除くことで膝関節の変形を解消し関節内の軟骨の磨耗を防ぐことで痛みを取り除きます。膝関節の形状が正しくなるまで筋肉の異常を解消し続けます。

最後に 

手術をしないための知識ということですがアメリカでは変形性膝関節症は運動療法で完治させます、つまり筋肉の状態を変えることで完治させているのです。これは非常に正しい考え方です。例えば肩コリ、肩こりを本気で治そう思ったら背中の筋肉を付けるほかありません、これを延々と肩周りをマッサージしたり、筋肉弛緩剤を投与しても全く解決しません。これと同じで変形性膝関節症は筋バランスの崩れが原因で起きていますから筋バランスが整うような施術、治療以外効果がありません。